顧客の実例
A社は医療機器分野の中小企業である。顕微鏡に付属する周辺規器を製造している。日本国内の販売が主で、対象は病院や診療所である。その製品の優秀さから時折外国から問い合わせを受ける事もあったが、ニッチな製品だけに、海外に営業拠点を持つ程のボリュームでもなく、またそのための人材や資金もなかった。 ユゴビの勧めで、英文ホームページを作り、米国連絡先として問い合わせへの返事やパンフレットや価格表の発送や受注などを依頼した。パンフレットも英文で作成した。米国内のみならず多くの国から注文が入りだした。英語による問い合わせはユゴビに入り、発注があればA社からユゴビ経由で顧客に送る。確実に製品を発送すると共に料金回収を確実にするためである。ユゴビは入金を受け取り次第、所定のコミッションを引き、A社に送金する。この仕組みはA社に取り、あたかも米国営業事務所が存在するかのごとく有効に機能している。
B社は機械部品分野の企業である。主に工場向けに機械・器具や消耗部材などを製造・販売している。自動車や家電関連の大手日本企業の米国進出に対応し、在米日本工場向けにも販売するようになった。しかし営業陣は全員日本人と言うこともあって米国企業への売り込みはなされていなかった。日本の二十五倍もの広さがある米国では、言葉の問題や商習慣の違いだけでなく、その広さ故に営業コストが膨大に掛かる。また製品の販売に際してはマニュアルだけでの説明には限りがあり、どうしてもより詳しい直接面談による説明が必要で、いきおい航空料金など出張経費が嵩む。 そこでイーコマースに挑戦し、電子メールでのダイレクト・メール等に加え、デジタルとアナログのハイブリッドな営業活動を始めている。まずは営業経費が大幅に縮小した。また印刷した商品カタログやマニュアルに代わり、インターネット上ではページ数に限りなく、十分な説明が可能になる。また顧客との対話型の営業も可能になった。年に一回の商品カタログ印刷も希望すれば毎日でも最新情報を提供出来るようになり、成果が上がっている。
